中小企業でよくある課題のうち、人事評価制度で解決できるものを題材に取り上げるシリーズ、第6回は、テレワークにおける人事評価をとりあげます。
テレワークにおける課題
新型コロナ禍で利用が加速したテレワーク。最近になって出社に回帰する企業も増えていますが、それでも新型コロナ禍以前と比べると、テレワークを採用する企業は多くなりました。
そこで多くの企業が、社員の仕事ぶりが見えなくなってしまったという課題に直面します。
それまでは直接目で見て肌感覚で評価していてうまくいっていた会社も、物理的に離れて仕事をするようになり、どう評価していいかわからない管理職が多いのではないでしょうか。
加えて、評価される側も自分がどう評価されているか不安に感じていないでしょうか。
評価制度で解決
こんな時、テレワークを想定した評価制度を導入することで、仕事ぶりが見えないという課題をかなり解消することができます。
評価制度の役割の中で重要なものの中に次のステップがあります。
- 会社の「こうしてほしい」を共有
- 社員は日々の業務で「こうしてほしい」を実践
- 上司と部下で「こうしてほしい」がどれだけできたかを共有
評価制度の構築段階でテレワークに対応した「こうしてほしい」を作ることで、オフィスで一緒に働きながら仕事ぶりを逐一チェックしなくても社員の評価は可能です。
また、社員もやるべき事がクリアになり、それに向けて集中することができるため、結果として大きな成果をあげることができます。
また評価制度の運用を通して上司と部下が質の高いコミュニケーションを取ることができます。これは、普段の打ち合せや業務上の指示とは性質が異なるもので、無くてはならないコミュニケーションです。
まとめ
テレワークでは社員の働きぶりが見えにくく、評価が難しいという課題があります。これを解決するには、テレワークに対応した評価制度の導入が効果的です。評価の基準となる「こうしてほしい」という期待行動を明確にし、それを社員が実践。上司と部下で達成度を共有することで、物理的な距離があっても公正な評価が可能になります。また、評価を通じた対話により信頼関係が深まり、生産性や成果の向上にもつながります。
傍楽式人事制度

資料の内容
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- 傍楽式人事制度の特徴と期待される効果
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