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コラム

人材育成

信じて育てる

 10月の末に、滋賀県で従業員満足度が90%近くになる会社の社長さんのお話をお聞きする機会がありました。

 

 多くの従業員満足度調査では、社員満足度は10%台が多いそうで、90%近くの従業員さんが会社に満足されているという数字は驚異的です。

 

 そのお話しを聞いて、「自分の生活や人生を楽しむために、仕事をしている」というのではなく、「人生と仕事が一体となっている、この会社の中に社員の人生がある」というような印象を受けました。(あくまで個人的な感想ですが)

 決して、プライベートもなく仕事ばかりをしているというわけでありません。

 社長さんを中心に社内全体が家族のような雰囲気を感じました。

 社長さんのお話の中にも、お節介なくらいに社員にかかわっている、ということを仰っていました。そして、社員の方からも、会社のお話をお聞きした時に、本当に楽しそうに、お話しされていたのが、とても印象的で、これが一つの“いい会社”の具体的事例なんだと思いました。

 

 社員を家族のように接する、というのは時々、お伺いする話でありますが、その事に関連して、私の憧れの経営者の一人の㈱タオの井内社長が今月出版された著書の中で、子どもが親の思い通りならない事に対しても、「ホントにこの子は」というマイナスの気持ちで接するのと、子どもを信じて接するのでは、全く様子が変わってくる、親が伸びると信じている子は伸びる、と書かれていました。

 

 社員に成長し欲しいと思うなら、会社を家族のように考えてみると、子どもである社員が必ず伸びる、と信じて接することが大切なことなのかもしれませんね。

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