コミュニケーションを成立させるものは、受け手である。コミュニケーションの内容を発する者、すなわちコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。意味のない音波しかない。

P.F.ドラッカー『マネジメント[エッセンシャル版]』

コミュニケーションは相手に何かを伝えるものと言えます。そのため、コミュニケーションを成立させるのは受け手です。

発する人が、伝えたつもりであっても、受け手が性格に受取っていなければそのコミュニケーションは成立していないのです。

ドラッカー教授はコミュニケーションについて、4つの原理を言っています。

  1. コミュニケーションとは知覚である
  2. コミュニケーションとは期待である
  3. コミュニケーションとは要求である
  4. コミュニケーションと情報は異なる