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コラム

事業のマネジメント

企業の衰退を防ぐたった1つの方法

事業がうまくいっているときは「いつまでうまくいくだろう。ダメになったらどうしよう。」と悩み、事業がうまくいかないときには「このままでは会社がつぶれるかもしれない。何とかしなければ。」と悩む。

経営者にとって会社の将来に対する不安は常につきまといます。

企業にとって衰退は人間にとっての死と同じ恐怖を感じるのではないでしょうか。そんな企業の衰退を防ぐために必要なことがあります。

それがイノベーションです。

これは企業規模、業種、業態など、企業の属性に関係なく、あらゆる企業で必要になるものです。

ではそもそもイノベーションとは何でしょうか。

P.F.ドラッカーは著書『イノベーションと企業家精神』で次の様に書いています。

企業家はイノベーションを行う。イノベーションは企業家に特有の道具である。イノベーションは富を創造する能力を資源に与える。それどころか、イノベーションが資源を創造する。

P.F.ドラッカー『イノベーションと企業家精神』

加えて次の様なことも書いています。

既存の資源から得られる富の創出能力を増大させるのも、すべてイノベーションである。

P.F.ドラッカー『イノベーションと企業家精神』

イノベーションが技術革新と訳された事もあり、多くの人がイノベーションを何か新技術を発明・実用化して世に出すこと思っている傾向があります。しかし実際のイノベーションはもっと幅広い概念です。

例えば少し古い話ですが、19世紀初めのアメリカにおいて、収入の低い農民は仕事道具であるはずの収穫機が買えませんでした。しかし、今では当たり前の割賦販売という仕組みを考えたことで、収穫機が農民に売れるようになりました。これは、過去の蓄えからではなく未来の稼ぎから収穫機を購入できるようになったことを意味します。

この事例の用に、何か新しい「物」をつくり出さなくとも、新しい仕組みを作り出すこともイノベーションです。

企業はイノベーションを起こすことを当たり前としなければなりません。少なくとも今の事業が衰退する前にイノベーションを起こして次の事業を育てる必要があります。しかし、それは新発明のような大きなものである必要は無いのです。小さなイノベーションであってもそれが次の主力事業になる可能性を秘めています。

あなたの会社では次にどんなイノベーションを起こしますか?

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