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4つの視点で見る人事評価制度が必要になる従業員数

人事評価制度が必要になるのは従業員が何人からかというテーマはよく議論されます。今回はこのテーマに関して、2つの軸を元に4つの視点でお伝えしたいと思います。

2つの軸とは、人事評価制度の目的、それから経営者視点か従業員視点かです。

ここでは人事評価制度の目的に関して2つ取り上げたいと思います。

【目的1】従業員の働きぶりを評価するため(点数を付けるため)

まず、人事評価制度は従業員(の働きぶり)を評価し、点数を付けるためにあるというのが広く認識されている目的です。この目的において2つの視点で見ていくとどうなるでしょうか。

経営者視点

経営者が従業員を評価するという視点において、人事評価制度が必要になるのは従業員数が30人をこえたあたりからというケースが多いようです。

多くの経営者が、従業員が30人をこえたあたりから、一人ひとりの顔がみえづらくなったと口を揃えて言います。それまでは、一人ひとりの顔がみえたので、自分の感覚で従業員を評価することができ、かつ、その評価自体も概ね間違ってなかったという実感があったというのです。

30人をこえ、感覚で評価できなくなったので、人事評価制度の必要性を感じる様です。

従業員視点

一方、従業員視点ではどうでしょうか。多くの場合、人事評価は自分たちの給与を左右します。だとすれば、なぜその評価なのか理由を知りたいと思うのが通常でしょう。

人事評価制度が無い場合、社長や上司の頭の中で評価が決まります。それがちゃんとフィードバックされるならまだ良い方ですが、制度そのものが無い場合はフィードバックも無いか、あっても不十分なことが多いようです。

そう考えると従業員数が1人であっても、明確な人事評価制度があった方が良いと言えます。

【目的2】従業員の働きぶり(行動)を改善するため

弊社が提供する傍楽式人事制度は業績向上と人材育成を目的としていることをうたっています。一般的に浸透している目的である従業員の点数付けが主たる目的ではありません。業績向上と人材育成の共通点は従業員の働きぶり、言い換えると仕事における行動の改善です。では、この目的においてはどうでしょうか。

経営者視点

経営者であれば誰しも、従業員に「もっとこうして欲しい」ということを日々感じているのではないでしょうか。同時に、その都度、あるいは会議等でそれを伝えてもいまいち伝わらない、行動が変わらないと感じているのではないでしょうか。

口頭で伝えてもなかなか十分に伝わりません。そんなときにつかるのが人事評価制度です。

人事評価制度は、「こういう行動をとって欲しい」という会社のメッセージ集のようなものです。制度として明確に理想の行動を提示し、かつ、定期的にできているかチェックすることで、従業員に望ましい行動を促します。

このように考えると、従業員が1人であっても人事評価制度は必要といえます。

従業員視点

従業員視点ではどうでしょうか。多くの従業員、特に経験が浅い新入社員は、仕事において何をすれば良いかが明確にわかっていません。そういう従業員にとって、人事評価制度を通して、やるべき行動が明示されていることはとてもわかりやすく、助かります。

もちろん、理想は自ら考え行動してくれることです。目指すべきはそのような状態ですが、そうは言っても全員がすぐにそうなれるかというと難しいという現実があります。長期目線で理想の状態を目指しつつも、短期目線で具体的な行動を提示する必要があります。

このように考えると、この場合も、従業員1人から人事評価制度は必要です。

結局何人なのか

今回の4つの視点で見たとき、やはり従業員が1名であっても人事評価制度はあった方がよいと考えます。もちろん、人数に応じて制度の規模は変えることは必要でしょう。従業員が1名なのに何百万もかけてフルパッケージの人事評価制度を作るのはコストをかけすぎでしょう。まずは簡単な評価制度からで良いと思います。

現在の規模に合わせた人事評価制度を作ってみましょう。

なお、人事評価制度の目的に関しては以下のレポートで詳細に書いています。あわせてお読みいただけると幸いです。

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