市場にとっては、いかなる製品、いかなる企業も重要な存在ではない。最も価値があり、最も望まれている製品でさえ、多様な製品、サービス、満足の一部に過ぎない。

P.F.ドラッカー『創造する経営者』

企業側にとっては自社の製品やサービスは自分たちのものであり、オンリーワンであり、ナンバーワンの存在かもしれません。

しかし、顧客にとっては無数にある同種の製品やサービスのひとつに過ぎないのです。

ここに企業の関心と顧客の関心のギャップが生まれます。

顧客の、自分たちの製品やサービスは些細なものという前提で考えた方が良いのです。

さて、この前提に立ったとき、何をすべきでしょうか。