フルタイムの従業員さえ、これからはボランティアのようにマネジメントしなければならない。彼らは有給であるが、彼らには組織を移る力がある。実際に辞められる。知識という生産手段をもっている。

P.F.ドラッカー『明日を支配するもの』

給料を払っていればそれでいいという時代はもう終わりました。

お金を払わずにつなぎ止めないといけないボランティアと同じように、給料が発生する従業員もつなぎ止めなければなりません。

今や生産手段をもっているのは資本家ではなく、労働者です。

知識は労働者の頭の中にあります。労働者は生産手段をもって他の組織に移ることができるのです。

人を失うことは、すなわち生産手段を失うことです。

さて、お金以外に何を持って従業員をつなぎ止めますか?