自己開発とは、スキルを習得するだけでなく、人間として大きくなることである。おまけに、責任に焦点を合わせるとき、人は自らについてより大きな見方をするようになる。うぬぼれやプライドではない。誇りと自信である。一度身につけてしまえば失うことのない何かである。目指すべきは、外なる成長であり、内なる成長である。

P.F.ドラッカー『非営利組織の経営』

自己開発というと、仕事に必要なスキルや能力を伸ばすことをイメージする方が多いのではないでしょうか。

しかし、それは自己開発の1つの側面に過ぎません。

今の自分の立場において、なすべきことを考え、そのなすべきことができるように、自らの能力を伸ばすことはとても重要なことです。

しかし、自己開発にはもう1つの側面があります。

それが内面的な成長、内なる成長です。

人間的に大きくなること。これ無しではいくらスキルや能力だけを磨いても真の成長は起こりえないのです。