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コラム

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この夏の気付き

今年は、夏の始まりが非常に早く暑くなりましたが、お盆前後から少し過ごしやすくなってきましたね。

 我が家では、数年前から、炭酸水を家庭で作れるキットを購入して、自宅で炭酸水をつくっています。普段は焼酎を炭酸で割って飲んでいるのですが、暑い時期になると、日中にも家族も氷を入れて炭酸水だけで飲んだりします。炭酸水の爽やかな飲み心地が最高です。

 

 夏以外は炭酸水を使うのは私一人なのでイイのですが、夏になるとみんなも炭酸水を飲んでいるため、私が飲もうとした時には、もう次のものを作らないといけない、ということが頻繁にありました。炭酸水を作るのは、飲料水の入ったボトルに炭酸のボンベをセットして捻るだけ、というごく単純な作業なのですが、誰も炭酸水がなくなっても次のものを作ってくれることはありません。

 

 何故、次に飲む人のことを考えて作ることが出来ないんだろう? って私は内心少し不満に思っていました。

 

 でもある時、ふと気付いたことがありました。

 我が家では、炭酸水と同じように夏の定番の麦茶がボトルに入れて冷蔵庫で冷やしています。

 ある朝起きて、冷蔵庫から麦茶を取り出して飲んだところ、全部なくなってしまいました。そして私は、空のボトルを台所に置いたまま、新しいものを作ることはしませんでした。

 麦茶を作るのは、ボトルに飲料水を入れてその中に麦茶のパックを入れるだけで、炭酸水を作るより簡単なのに・・・

 

 その時、私は、ハッと気づきました。

 炭酸水が無くなっても誰も新しいものを作ろうとしない家族に不満を持っていた私も、麦茶が無くなっても新しいものを作っていない。不満に思っていることと、結局同じことを自分もやっているんだな。

 よく言われることですが、鏡の法則や、ミラー効果などとよく言われますが、人生は自分のやってきたことが起こる。まさにその通りなんだなと思いました。

 人がやってくれない、と不満を言う前に、自分が出来ているのか、を考えないといけませんね。

 それともう一つ、冷蔵庫に麦茶や炭酸水が入っている、それは、自分以外の誰かが用意してくれたことで、そこにあることが当たり前ではない。感謝しないといけないな、ということに改めて気づきました。

 

 会社の中でも同じようなことがあるかもしれませんね。

 「なんでそんなことをするんだろう?」って思うような事を、実は自分も気付かずにやっていたり、出社したら、会社の電気がついている、鍵が開いている、そんな当たり前のことも誰かがしてくれたことで、そのことに感謝出来ていなかったり。

 

 炭酸水が無くなっていることから、こんな事を感じてしまいました。

最後まで読んでいただけた人がいる事にも感謝します。

ありがとうございました。

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